日々の生活に欠かせない家電製品といえばエアコンや冷蔵庫。ともに寿命は10年程度とされていますが、購入となるとかなりの出費となりますから使用年数10年以上の家庭も多いのではないでしょうか。ただ、もし夏場に故障でもしてしまった日には買い替えは1日だって待ったなしです。
しかし最近は半導体不足の問題などで家電価格が上昇傾向な上、パナソニックや日立など高額家電の値崩れを防ぐため家電の指定価格制度*を導入するメーカーが増えているため、家電量販店も以前ほど思い切った値引き販売ができなくなっている様子。
*指定価格制度とは、メーカーが指定した価格で販売を行ない、店舗主導による値下げや在庫処分時の値引き販売ができなくなる一方で、メーカーは販売店の在庫リスクについて責任を持ち、売れ残った商品の返品も可能にする仕組み。返品を可能にしていることから、メーカーが販売価格を決定することを禁止する独占禁止法には抵触しない。
結局どのタイミングで購入しても値引き率が大きく変わらないのであれば、高額家電ほど壊れる前に買い替えるほうが省エネ性やこだわり性能など納得いく買い物ができるのではないでしょうか。
そこで家電量販店での値引きよりもおすすめなのが、各市町村が行う省エネ家電買い替えキャンペーン。例えばさいたま市では統一省エネラベル多段階評価点が一定水準以上のエアコン、テレビ、冷蔵庫、LED照明器具の買い替えにそれぞれ上限額7万円の還元を行なっています(2024年9月30日まで)。
このキャンペーンを利用すれば、本体代14万円の冷蔵庫を7万円で購入できることに!さらに一般財団法人家電製品協会の試算によれば10年前の冷蔵庫を最新のものに買い換えれば電気代を39〜46%減らせるそうですから、年間の電気代に換算すれば約5300〜7160円節約できることにもなります🌟
もしお住まいの自治体でこのようなキャンペーンを見かけたらその時こそ買い替えのチャンス!大抵は予算に到達した時点で終了となるようなので、ある意味早い者勝ちと言えます。地球にも優しい省エネ家電で懐も暖かくしちゃいましょう😊