2024年3月15日金曜日

それでも賃貸を選ぶ理由と部屋探しのコツ

賃貸か、それとも持ち家か。

巷で話題にされる永遠のテーマの1つですよね。 40代にもなると独身でも不動産を購入している人も多く、 筆者もよく「まだ家買わないの?」と聞かれます。

よく家を買った方がいい理由として、将来財産になるから、というのがありますが、これはあくまでも地価の高い、地面の状態のいい土地に建っている家か、駅近の利便性のいいマンションである場合。

日本はとにかく地震大国な上、最近囁かれている空き家急増に加えて、将来の人口減が避けられないとなれば、不動産の価値が今後必ず上昇し続けるとは言い切れません。


勿論、立地条件がよくコスパも優秀な掘り出し物の中古不動産が見つかったり、親の家をそのまま譲り受けるパターンであれば持ち家は悪くない選択です。 精神的な安定も得られますし。

でも、不安定で不確実な世の中だからこそ、ライフスタイルに応じて、いつでも柔軟に住み替えができる選択肢があるって、実はとても安心なこと。

 あえて賃貸を選ぶメリット・デメリットとは?


例えば地震の被害に遭ってしまった場合、集合住宅だと住民全体の合意がとれない限り、修繕すらままならない状態に陥ります。 また、戸建の場合でも、ご近所に迷惑住人が引っ越してきた場合、長い間不愉快なストレスに悩まされることになります。 今時このようなリスクは決して低いとは言えませんよね。

ただ、デメリットも確かにあります。
それは、持ち家と比べると生涯における住居費用がどうしても嵩んでしまいがちなこと、いざ高齢になったとき、優良な賃貸物件が借り難くなるのではないか、というリスクです。

前者については兎に角資金力をつけるしかありませんが、後者については高齢者専門の保証会社や成年後見制度等を利用するという手があります。そもそも今後独居高齢者の割合が増えるのは確実でしょうから、入居者を年齢で選り好みできる余裕ある大家さんは少数派になるのではないでしょうか。

以下に、長く住むほどお得になるアタリ物件を探すためのコツをご紹介しています。お部屋探ししているなら是非参考にしてみてください😝

優良賃貸物件を見つけるために、チェックしたいポイントまとめ


建物の設備・構造


  • 騒音リスクを避けたいなら、木造より断然RC造(鉄筋コンクリート)。特にRC造の分譲マンション型なら設備や防音面で優れる。

  • エレベーターの数、大きさが建物の世帯数に見合っているか。朝の渋滞はなるべく避けたい。

  • 光回線、ケーブルテレビ、ADSLなどネット環境のチェック。

  • 各部屋にあるコンセントの数も意外と重要。

  • 24時間利用できるような、専用のゴミ置き場や宅配BOXがあると旅行の際など便利。

騒音面でなるべく避けたい場所


  • 大通り沿い(高層階なら回避可能)

  • 保育所や公園の近く

  • 病院や消防署の近く

  • うるさく吠える犬がいる家の近く

  • 夜間営業するお店や学習塾の近く

その他、階下にコンビニや飲食店のテナントが入っているマンション、エレベーターの近くの部屋なども避けたほうが無難。あと、窓のすぐ脇に街灯があったり、目の前に緑があると意外と虫が多くて大変かも。

内覧時、可能ならやった方がいいこと


  • 駅までの距離は必ず実際に歩いて確認する。

  • できれば時間や曜日を変えて、部屋・周辺環境をチェックする。

  • ゴミ置き場や共同掲示板、郵便受け周辺が整然としているか、通路の電球などが切れていないかどうか確認。ゴミが散乱していたり、必要以上に警告文などが貼ってあるなら管理面で×。

  • 通路に私物を置いたり、窓が開いたまま赤ちゃんをギャン泣きさせていないかなど、住民のモラルも見える範囲で確認。

  • 鳥害はかなりのストレス!ベランダに鳩の糞がないか、ゴミ置き場がカラスに荒らされてないかチェックする。

  • 持っていく予定の家具や家電が、そのまま使い続けられるかどうか(スペースによって、ドラム式洗濯機が入らないなどがある)の確認。

集合住宅で暮らす以上、隣人さんは選べませんし、勿論「運」もありますが、ちょっとした事前調査でハズレ物件を引く確率は格段に減らせます。

いざ、物件がきまったらあとは 引越し料金の見積もりサイト で、必ず複数の引越し業者さんの料金比較をすること。見積もりをとるだけで、無料で梱包材などがもらえたりするのでお得ですし、結構お値段も違います。

賃貸も分譲もよい物件から売れていきます。時期が決まったらとにかく早めに動きましょう!

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