2018年10月29日月曜日

増え続ける生活保護、支える方もそろそろ限界!?

厚生労働省の発表によれば、今年5月に生活保護を受給した世帯は前月より2545世帯多い163万7825世帯でした。 増加の主な要因は65歳以上の高齢者世帯の受給増とのことですが、今後ますます老人人口の増える将来、生活保護世帯は増える一途をたどるのでしょう。
一方で、我々現役世代の税負担は年々増すばかり。
毎月懸命に働いても、日々の生活費に加えて国民年金保険料、住民税や健康保険料などを払ってしまえば、いくらも残りません。このまま、貯蓄もままならないまま老後を迎えてしまったら、今度は自分たちが生活保護に頼らざるを得なくなるかもしれません。

決して生活保護受給者を見捨てろと言っているのではありませんが、このまま現役世代や将来の日本人に負担を強い続けていれば、いつか全員が共倒れになるのです。それだけは絶対に避けるべき。

生活保護の実態と問題点

受給世帯を内訳で見てみると、「高齢者世帯」が88万195世帯と全体の5割以上、そのうちの約9割が単身です。高齢者以外では「傷病者・障害者」が41万2339世帯、「母子」が8万7314世帯、失業者を含む「その他」が25万122世帯となっています。

生活保護にかかる費用は年4兆円と言われており、これは陸海空防衛費の総額5兆円にも迫る勢いです。生活保護制度は、誰にとっても、いざという時のセーフティネットであり、存在そのものについて反対する人は少ないはずなのですが、現実には多くの問題点を抱えています。よく指摘される生活保護問題として、

  • 1度承認されれば、不正をしない限り永久に受け取れるため、結果的に勤労意欲を削いでしまうこと

  • 非課税、医療費無料の上交通費も支給、タバコも酒も自由でワーキングプアより余程いい暮らしができてしまう現実

  • 外国人でも保護申請可能のため、その目的で偽装結婚したり、不正受給する外国人が後を絶たないこと

などが挙げられます。 こういった問題を一足飛びに解決することは難しいでしょうが、本当に必要な人に保護を行き渡らせるためにも、保護費の無駄遣いや不正受給は徹底的に削ぎ落とさなければなりません。

真面目な労働者ほど馬鹿をみるアンフェア感

生活保護制度は、なんらかの理由で生活に困窮する人を納税者の税金で面倒をみる公助システムです。ですから、本来、フェアとかアンフェアとかいう言葉で制度を評価するのはおかしいのかもしれません。

ただ、近年生活保護の水準以下で生活する、「ワーキングプア」の人たちの存在がクローズアップされ、世の中に知れ渡りました。納税しながら必死に生きる彼らと比べて、恵まれた(あるいはそのように見える)生活保護受給者の現状はアンフェアではないか、という議論が沸き起こるのは必然的と言えるでしょう。

また、ネットの拡散などで一部の生活保護受給者が保護費をギャンブルに使い込んだり、薬の多重投与などの問題が浮き彫りになりました。毎日懸命に働いてもわずかな収入しか得られず、病院に行くのを我慢したり、お金のかかる娯楽とは無縁の生活をしている人々から見れば、受給者を羨ましく思っても不思議ではありません。

現実に沿った早急な対策を!

生活保護世帯が過去最多更新を続ける中、もはやこの制度の中身そのものを大きく変えなければ、どんな形にせよ破綻を迎えるのは目に見えています。差別を増長〜とか、人権が〜とか言う前に、受給者が増加する一方で労働人口が減りつつある現実と、しっかり向き合わなければなりません。

生活保護給付額の大幅な削減が難しいのであれば、せめて受給条件として、住居は空きが多い公営住宅などに限らせてもらうとか、現金支給を減らし現物支給に切り替えるなど、やれそうなことは色々あると思います。ある程度不自由な生活なのはある意味当然で、真面目に働いて納税している人に「生活保護ってズルい!」なんて思われない仕組みにしなくてはなりません。

そもそも、人々がやはり生活保護は嫌だと思えるような暮らしでないと増加は止まらないですよね😩❕

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2018年10月13日土曜日

NHK受信料は強制されるものではありません!

昨年12月に最高裁が下したNHK受信料の合憲判決は、わりとショッキングなニュースでした。 それまで未契約だった人にも、「受信料ってやっぱり払わなければならないものなのか」と思わせる効果は十分にあったようで、 NHKによると、同月に視聴者がテレビの受信契約を自ら申し出た件数は、通常の月の5倍超に当たる約5万6千件に急増したそうです。

とは言っても、判決時点において、NHKが受信契約の対象とする約4600万世帯のうち、未契約が約900万世帯、契約済みの滞納が約100万世帯ということでしたから、まだまだ多くの人が受信料の支払い義務について納得していないということが分かります。

最高裁がその義務を正面から認める判決を下したにもかかわらず、なぜこれほど多くの人から反発を招くのでしょうか。

最高裁判決は強制力とは何の関係もない

NHKは放送法、民法に基づく組織であって、刑法に基づくものではありません。そして民法はみんなで話し合って決めようね、という相互信頼が基本です。なので罰金罰則などはなく、強制力はまったくありません。

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裁判でNHK受信料は支払う必要があるという判決が出たところで、NHKは民事ですので、判決があっても警察が逮捕したり強制的に働かせて取り立てはできないのです。 強制力がないからこそ、人によっては払わなくてすむなら払わないということになるのです。

強制力はないものの訪問員などの完全拒否は難しい

法的な強制力がない以上、NHKとしては督促請求書を送ったり、委託訪問員を定期的に訪問させる以外に新規契約を増やす手段はありません。

引越しのご経験のある方はお分かりかと思いますが、転居して1週間も経つと、NHKの委託訪問員がやってきますよね。彼らの恫喝的ともとれるような言動は、問題行為として多数Youtubeなどにアップされています。

威圧的な言葉で気の弱い人、断れない人を中心に取れるところから取るというやり方ですから、払っている人はずっと払うけど、払わない人はいつまでも払わないまま。そのような状況を生んだ原因は、他でもないNHK自身なのでしょう。自分の意志で支払わないと言う人にはスクランブルをかけて、放送を見れなくすればいいだけですし。

督促請求書やNHK委託訪問員は、うっとうしいですが無視することができます。前述した通り、放送法・民法には、もともと強制力・罰金はありません。また最高裁判決に関係なく、NHKの受信料拒否に罰則はありません。

じゃあどうして「払わないといけないの?」と言えば、おかしい法律だろうが悪法だろうがルールはルールだからです。強制力がないことを理解した上で、ルールなんだから払うべきと思うならば、払えばいいだけです。最高裁判決は1つの事実ですが、依然として、民法に基づくNHKを払うか払わないかはその人次第です。

まとめ

1.NHKは放送法、民法に属していて強制力はない。そのため払う、払わないは各自の気持ち次第。
2.払うべき、不公平は許せないと言う人は、払わない人の個人攻撃でなく、法改正を含む組織改変に自ら取り組む努力をすべき。

なんだか納得いかないし、NHKも見ないけどルールだし仕方がないか‥‥なんて気持ちで支払いを続けていれば、不満な現状はいつまでも変わりません。

NHKの委託訪問員はいかにも刑事罰があるような振りで強権な態度の人も多いですが、威圧には流されずに、払うか払わないかは自分自身で判断しましょう❗

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2018年10月9日火曜日

40代からの更年期との付き合い方

早い人だと40代半ばから始まる「更年期」。正確には閉経前後の10年程度のことを指し、女性ホルモンが急激に減少することで様々な不調に悩まされる実に厄介な時期です。

個人差もありますが、最初は月経異常だけだった症状が、ほてりやのぼせ、めまいが見られるようになったり、憂うつや不安感、不眠といった神経症状が現れたり。また、女性ホルモンは血管をしなやかに保ったり骨を丈夫にする作用もあるため、低下により動脈硬化や骨粗鬆症のリスクなども上がってきます。

つまり更年期と上手に付き合うことは、女性にとって40代、50代を快適に過ごすためにとても重要❗


ちなみに病院で受けられる更年期症状の治療に、ホルモン補充療法(HRT)と言うのがあります。これは女性ホルモンの1つであるエストロゲンの欠乏により引き起こされた症状をエストロゲンそのものを補うことによって軽減させる治療法で、投与される薬のタイプや量は人それぞれに異なります。

更年期の様々な症状が広範囲に改善される他、エストロゲンをなるべく長く維持することで将来の生活習慣病などの予防効果も期待できるんですよ。さすがに若返りはできないけどね(^_^;)

抑うつ気分や気分の落ち込み、不安感など精神的な症状が強い場合は一定期間、安定剤や抗うつ剤が使われることもあります。また、カラダ全体のバランスを整える目的で、漢方薬が処方されることも多いです。

更年期症状に使用される主な漢方薬
  • 加味逍遙散 (かみしょうようさん)
  • 当帰薬散 (とうきしゃくやくさん)
  • 桂枝茯苓丸 (けいしぶくりょうがん)
  • 温経湯 (うんけいとう)
  • 五積散 (ごしゃくさん)
  • 温清飲 (うんせいいん)

薬局やドラッグストアで購入できるものも多いので、ひょっとして更年期かな?と思ったらまずは気軽に薬剤師さんに相談してみてください。

まとめ
「更年期症状」とは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが閉経とともに減少することによって引き起こされる状態を言い、 代表的な治療法は主に以下の通りです。
1. HRT(ホルモン補充療法)
2. 抗うつ剤・安定剤
3. 漢方薬
持病があったり、症状が重い場合は病院で詳しい検査の上、治療法を選択していく必要がありますが、薬局などで購入できる漢方薬で様子を見る手もあります。 更年期は閉経前後の約10年続くため、しっかり対策して幸せな4、50代を過ごしましょう❗

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2018年10月7日日曜日

貧困女子から抜け出すために大切なこと

社会人になって早20年。途中、病気で休養せざるを得なくなったときは一気に貧困女子化し、焦って投資に手を出しては失敗を繰り返したりしていました。

今もお世辞にも裕福とは言えませんが、それでも自分の中での「貧困度」は一応底を打ちつつあります。 というのも、貧乏時代には決して買えなかった買わなかったものを、躊躇なく買えるようになったから!

貧女時代は、 果物 なんて贅沢品の1つでしたし、 洋服 なんて、ほとんど買わないか、買ったとしても2シーズンくらい着まわしのきくコンサバなものがほとんど。おかげさまでモノを10倍大切に扱うようになりました ^ - ^


旅行 は趣味でもあるので、無理にでも旅費だけは工面していましたが、日数や距離は短くせざるを得ませんでした。激安ツアーなど探せばもっと回数行けるんだろうけど、軟弱なので強行スケジュールに耐えられないのがつらいところです(T ^ T)

あとは 外食 の回数、質なども明らかに変わりましたね。どうしても外食しなければならない時は、あくまで「安さ」重視でお店を選んでいたのが、それなりに中身で判断するようになりました。

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まあ、経済事情なんて自分だけではどうしようもない要因もあるし、またいつどうなるかわかりません。でも、また何かの拍子に収入が激減したとしても、健康でさえあればそれなりに幸せに生活できるだろう自信はあります。

本当に恐ろしいのは貧しさよりも心身の健康を害すこと。物質的な貧困ならそこから抜け出すべく努力すればいいだけですが、それも働くための健康な心と体があってこそですから。

収入にゆとりがないときは贅沢なように感じても、それが健康な心身の維持に必要な経費なら、絶対に惜しむべきではありません。体調管理を第一優先に、仕事も人生もコツコツ長く、楽しみながら頑張りましょう❗

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