2024年3月16日土曜日

頭痛にはまずエナジードリンク!?

頭痛で市販薬を常用している人、多いですよね。 日常で起きる頭痛のほとんどは緊張性頭痛と言われる身体的・精神的ストレスによる筋肉の緊張 からくる頭痛であることが多く、頭全体を締め付けられるような痛みが続くのが特徴です。

パソコンやスマホ操作などでうつむき姿勢を長時間続けると、頭を支えている首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、頭の筋肉も緊張し、血流が悪くなるため頭痛が起こってきます。 また精神的なストレスも自律神経に影響するため、頭痛の誘因に💥

鎮痛薬を服用すれば症状は和らぐので、気軽に使われることが少なくないのですが、鎮痛薬はあまり頻繁に使っていると、痛みに対する感受性が過敏になる、つまり痛みの閾値が下がってしまうと考えられており、 月に15日以上も頭痛薬を使っていると、薬剤性頭痛と呼ばれる 薬の使いすぎで引き起こされる二次性頭痛に陥ることがあるため注意が必要です。


そこで試したいのがエナジードリンク。エナジードリンクに含まれる無水カフェインには筋肉緊張型の頭痛を抑える作用があり、効き目も早いです。それだけでは弱いようなら、例えばバファリンシリーズなどのように主剤以外に無水カフェインを成分として含むものを選ぶとよいでしょう。

それで軽快しない場合、それは血管性の片頭痛かもしれません。片頭痛は字の如く頭の片側だけがズキズキ脈打つように痛むのが特徴ですが、両側が痛むタイプの人もいます。 悪心や嘔吐を伴うことも多く、放っておくと頭痛発作は4~72時間程度も続くことがあるため大変つらい頭痛です。

この場合にもいわゆる鎮痛薬や市販の頭痛薬が有効なこともありますが、トリプタン系薬剤と呼ばれる片頭痛の専門治療薬が処方されることが多いです💊

トリプタンを効果的に使用するためには服薬のタイミングがとても重要で、我慢して頭痛が激しくなってから服用すると十分な効果が得られないことがあるため、頭痛発現の早期に服用するのがコツです。痛みはまだ軽くても頭を左右に振って痛みが響くと感じるようなら飲み頃です。

このトリプタンも他の鎮痛薬と同様、服用回数が多すぎるとかえって頭痛がひどくなる薬剤性頭痛を引き起こします。服用する回数をメモし服薬する日が一か月に10日以上にならないように注意が必要です。

そのほか、数は極端に少ないですが激しい頭痛が数週から数ヵ月と長い間群発する群発頭痛というタイプの頭痛がおこる人もいます。その発生機序については、ホルモン説、体内時計の狂い、遺伝子説やなど、諸説ありますが、いまだ正確には解明されていません。

ただし発作時は成人男性でものた打ち回って暴れるほどの痛みなので、普通の頭痛でないことは一目瞭然ですし、すぐに病院で専門的治療が行われるでしょう。

頭痛薬は日常でよく使用される薬の1つですが、自己判断による服薬でかえって症状を悪化させてしまう場合もあります。特に頭痛に吐き気やめまいを伴うような場合は、早めに医療機関を受診するようにしてください。 
 

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