2024年3月17日日曜日

おひとりさまの遺言書

アラフィフともなると、いよいよ終活も考える年齢。おひとりさまにとっても遺言書はとても大切です。

配偶者や子がおらず、両親も先に亡くなっているとすれば、おひとりさまの遺産は兄弟姉妹に、兄弟姉妹も亡くなっている場合は甥姪たちで分けることになります。が、中には全く疎遠の人もいたり間柄は様々ですから、自分の財産を納得のいくかたちで遺すには遺言は欠かせません。

たとえそれほど多くの財産や借入がなかったとしても、例えば最後の入院費用や葬儀費用などの未払い金について遺言書で遺言執行者を指定しておき、遺言の執行に関する費用、その他の未払い金を控除した残金を受遺者に渡るよう認めておけばいざという時とてもスムーズです。

ちなみに兄弟姉妹、甥姪もいない場合でも遺言書で遺産を渡す相手を決めておかなければ遺産は全て国に納められることになります。

生涯かけて築いてきた大切な財産ですから、出来ることなら生前のうちに有効に使い切りたいもの。しかし、いくらかでも遺産を残せるとなったときには、遺言書によって自分の意思が確実に反映されていると思えば心の満足や安心を得ることが出来るでしょう。

おひとりさまの終活はとにかく元気なうちから少しずつ!50過ぎたら身の回りのことはなるべくスッキリさせておきたいものですね。



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