2024年2月6日火曜日

おひとりさまの終の住処:賃貸派編

現在、我が国では未婚率の増加や、核家族化の影響により、おひとりさま世帯が増加しています。総務省統計局の国勢調査によれば特に、65歳以上の単独世帯数の増加が著しく、 2040年には単独世帯の割合は約40%に達すると予測されているそうです。

筆者もいずれはおひとりさまが確実な境遇で、終の住処探しについては避けて通れない問題です。


これまではなんとか自活できるうちは訪問介護サービスなどを利用しながら自宅で、いよいよ一人暮らしが無理となったら老人ホームなどにお世話になればいいと単純に考えていましたが、 そもそも現在の住居は賃貸なので、高齢になって生活の不便を感じても勝手に介護リフォームすることも出来ません。

少しでも長く自宅での生活を続けるにはやスーパーや病院などに程近い、バリアフリー介護リフォームできる高齢者に優しい家を確保しておくべきなのでしょうが、ここ数年の不動産バブルでそのような立地の良い不動産価格は軒並み高止まり。世界的な大恐慌が囁かれる中、不動産購入で手元の現金がごっそりなくなるのはかなり不安です((((;゚Д゚)))))))

それなら、 賃貸のままで歳をとっても安心に暮らせる住まいなんてあるのでしょうか?

選択肢の一つとして真っ先に挙げたいのがが URの高齢者向け優良賃貸住宅です。

賃貸でありながら、高齢者向けの改良が可能な構造の団地の一部のお部屋(主に1階)について、床の段差をほとんど無くし、要所に手すりを設置するなど、シニアが使いやすいように配慮されています。また、所得が一定以下の場合、家賃負担の軽減措置がある賃貸住宅です。

料金に幅はありますが緊急時対応サービスや安否確認サービスなどを利用することもできるため、いざという時も安心です。同じような機能を持つサービス付き高齢者向け住宅に比べると割安のため人気が高く、申し込み後に抽選となる場合が多いです。

定年後のシニア向けの住居なので駅から多少離れていたり、建物自体が築古である傾向がありますが、そのことを大きなデメリットに感じなければ非常におトクと言えるでしょう!URですので何年住んでも更新料はかかりません。

URではこの他にも生活援助員が入居者の方々の生活を支援するシルバー賃貸住宅(東京都、大阪府飲み)や、自立志向の強いシニアのためのURシニア賃貸住宅(ボナージュ)などさまざまな高齢者向け賃貸住宅を提供しています。

最初の入居条件さえクリアすればいくつになっても安心して暮らせるUR賃貸住宅。おひとりさまの終の住処として是非検討してみては如何でしょうか。






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