2021年3月24日水曜日

健診で血圧に黄色信号!治療開始の目安って?

40代になると、何かしら引っかかりそうで憂鬱になる健康診断、、、特に血圧などその場で数値がわかるものは、嫌でもその現実と向き合わなければなりません。

緊張しいで白衣性高血圧の気があるのか、医療機関で測定するといつも高くでるので、筆者は血圧測定が苦手です(;´д`)

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019」によれば、血圧の正常域は最高血圧(収縮期血圧)で130、最低血圧(拡張期血圧)で80までとされています。

若いうちはこの基準を保てていても、加齢に伴い血管の弾力性が失われると血の流れが悪くなるため、特に心臓が収縮して血液を送り出す際の収縮期血圧が高くなってきます。

つまり年齢とともに血圧が高くなってくるのは老化の証(;´д`)❗❓

とは言え、この基準を少しでも超えたら即服薬治療が必要という訳ではありません。


同ガイドラインによれば、高血圧未治療で病院での血圧が130-139/80-89mmHgの場合、低・中等リスク患者では生活習慣の修正を開始または強化し、高リスク患者ではおおむね1カ月以上の生活習慣修正で降圧しなければ、降圧薬治療を含めて、最終的に130/80mmHg未満を目指す。とあります。

つまりもし再診になったとしても高めの要注意血圧(正常高値血圧)という段階ならば、「このままいくといずれは高血圧になる確率が高く、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクも高くなるから、まず食生活の見直しから始めましょう。」と減塩などの指導つき経過観察とされる場合が多いということ。

経過観察中は家庭内血圧の定期的な測定が必要ですが、生活習慣を修正するよい機会にもなりますので積極的な受診を心がけたいものです。 自宅で血圧を測定する場合は、朝起きてトイレにいく前と、寝る前の2回測ります。両腕の測定値に左右差のある人は高い方を記録しておきましょう。

ちなみに減塩に関して、日本高血圧学会が推奨する1日当たりの食塩摂取量は男女とも6グラム未満、世界保健機関に至っては5グラム未満とのこと❗ なかなか厳しい基準ですが、酸味(酢やレモン)、辛味(唐辛子など)、香味スパイスや昆布のうま味で物足りなさを補ってやれば、減塩食でも気にせず美味しく食べられますよ👅

最近は栄養士が常駐するドラッグストアや薬局も増えてきました。夏場は脱水も気になりますから、上手な減塩のコツなど気軽に相談してみるのもいいですね❗

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2021年3月16日火曜日

風邪症状のときの漢方薬の選び方

気温差の激しい日が続き、巷では風邪が流行っているようです。多忙な社会人は風邪かな?と思ってもすぐに医療機関を受診できる人は案外少数派で、まずは市販の風邪薬などで様子を見る人も多いのではないでしょうか。

しかし、風邪症状といっても喉の痛みだけの人から咳や鼻炎のある人まで様々。また、最初は喉の症状だけだったのが、熱が出てきたり、鼻水が増えてきたりと症状も数日で変化したりもします。お医者さんが処方する風邪薬が4日分など比較的短期なのは、風邪を引いている間同じ薬をずっと使い続けるのではなく、症状に応じて次々と変えていく必要があるからなのですね。


ドラッグストアに行けば、風邪薬が所狭しと並んでおり、いまや抗生物質以外は病院ででる薬とほとんど変わらない効き目のある薬も手に入るようになりました。でも、ズラリと並んだ薬の中から、果たしてその時の自分の体質や症状にあった薬を本当に正しく選び取れるでしょうか?

薬剤師さんなどが常駐する店舗で、お薬手帳などを持参して相談すればかなり正確にアドバイスしてもらえるでしょう。でもそうでない場合は、いわゆる「総合感冒薬」よりも、その時もっともつらい症状、例えば熱なら熱を下げるためのシンプルな解熱剤を選んでおき、あとは無理をせず栄養をとって安静にしているのが1番無難だったりします。もちろん、持病がある人は迷わず医療機関を受診するべきですが。

薬剤師が選ぶ風邪症状の漢方
筆者は薬剤師でもあるのですが、風邪の際には漢方薬を愛用しています。「症状をとって治療をしていく」西洋医学と違い、漢方では「風邪にかかったらまずは体を温めて治癒を早める」ことを目的とするため、西洋薬ほど即効性が感じられない場合もありますが、正しい時期に正確な漢方薬を選ぶことで風邪の重症化や長期化をかなりの確率で防ぐことができるからです。

では、どのように漢方薬を選ぶかと言うと、それはその人の病気に対する抵抗力の程度(虚証・実証といいます)や、ひき始め、あるいは治りかけなど風邪の時期によって、変わってきます。また、風邪の場合は「熱証・寒証」といって、ぞくぞくとした悪寒を感じる「寒性の風邪」か、悪寒を伴わない「熱性の風邪」なのかも薬を選ぶ際の判断材料となります。

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具体的には比較的体力のある実証の人の風邪のひき始めなら、からだを温めて、発汗を促す処方が用いられます。おなじみ葛根湯(かっこんとう)は体を温める代表的な薬ですね。悪寒や発熱、 頭痛があったり、首の後ろや背中がこっている、汗がほとんど出ないといったタイプには、非常に効果があるとされています。

麻黄湯(まおうとう)は、葛根湯よりもさらに強力に発汗を促す薬です。体力も十分あり、高熱、強い筋肉痛や激しい悪寒など、比較的重い風邪症状に用いられます。桂枝湯(けいしとう)は汗がジワジワ出るような軽症の風邪に用います。それに対し、体力が比較的ない年配の人、女性などに見られやすい、寒けが強い、顔色が青白い、咳、のどのチクチクする痛みがあるなどの風邪には、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)が 用いられます。

このほか、咳がひどい場合は、のどを潤して咳を止める麦門冬湯(ばくもんどうとう)、痰の多いせきで不眠が続く人には竹じょ温胆湯(ちくじょうんたんとう)などがよく使われます。また、吐きけや胃のつかえ・痛みなどが起こりやすい場合は柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)が用いられます。

以下は医療薬になりますが、風邪の治療で処方されることの多い漢方薬をまとめておきました。この中で☆印のついたものは市販薬として薬局・ドラッグストアでも入手可能です。風邪の引き始めや、いつまでもぐずつく症状に漢方薬を検討してみようという方は是非参考にしてみてください。

急性期 実証



虚証
☆麻黄湯(体力充実して、寒気があり発熱、頭痛、咳がある風邪)
☆葛根湯(体力中等度以上で汗がでない方の風邪の初期)
☆小青竜湯(体力中等度又はやや虚弱で、水様のたんやせき、鼻水がでる風邪)
☆桂枝湯(体力虚弱で、あせが出る方の風邪の初期)
麻黄附子細辛湯(体力虚弱で、手足に冷えががあり、ときに悪寒を伴う風邪)
真武湯(体力虚弱で、冷えがあって、疲労倦怠感がある風邪症状)
香蘇散(体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれない方の風邪の初期)
など
慢性期 実証



虚証
☆麦門冬湯(体力中等度以上で、せきが長引き、ときにたんがからむ感冒)
☆柴胡桂枝湯(体力中等度又は虚弱で、ときに微熱・はきけがあるかぜの中期から後期の症状)
竹茹温胆湯(体力中等度の方のかぜ、復期に熱が長引いたり、せきやたんが多い症状)
☆補中益気湯(体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすい方の感冒)
など

上にあげた以外にも、漢方薬には沢山の種類がありますので、より詳しく知りたい方はかかりつけの医師や薬剤師に気軽に相談してくださいね(^○^)梅雨時まで不安定な天候が続きそうですので体調には気をつけて❗

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