2024年4月5日金曜日

年金が少なくて得する場合もある。

毎年この時期になると送られてくる住民税の納付書。封筒を見るだけで憂鬱になります。どう見ても収入に対して負担が重すぎるんだもの😭現役で働いている今でも大変なんだから、年金暮らしになってからの住民税徴収はさらに負担に感じるでしょう。ただし、ある条件を満たせば住民税を払わなくてよくなる場合もあるのです!

自治体によりますが単身者の場合、65歳以上の年金生活者の場合は公的年金の年間受給額が155万円までであれば住民税は非課税になります。60歳以上65歳未満の場合は、公的年金の年間受給額が105万円以下であれば非課税です。夫婦世帯(配偶者控除を受けられる)の場合、65歳以上の年金生活者の場合は公的年金の年間受給額が211万円までであれば住民税は非課税になります。60歳以上65歳未満の場合は、公的年金の年間受給額が171万3000円以下であれば非課税です。


つまり前年度の年収がこの基準以下であればずっと住民税を払わなくてよいということ!さらに非課税世帯になると住民税だけでなく、国民健康保険料の減免や高額医療費の自己負担額の軽減、介護保険料の軽減が受けられるなど良いことずくめな割にデメリットは特にありません。

このためわざわざ年金受給開始を前倒しにして年収を抑え、非課税世帯のメリットを享受する選択をする人もあるのだとか。年金については繰り下げ受給のメリットばかりが注目されていますが、定期便を見て微妙なラインにいる場合は、逆に繰上げ受給を検討してもよいかもしれません。

ただしこの非課税ラインは今後変わる可能性はありますから、どちらにしろ年金以外の自己防衛は必要です。寿命さえ分かっていれば、計算も楽なんですけどね😩


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